調理道具に妙なこだわりがあるコスケです(=゚ω゚)ノ
今回は我が家のフッ素樹脂加工のフライパンの話しです。
よく聞くテフロン加工は、デュポン社のフッ素樹脂加工のことなので、今回はフッ素樹脂で統一します。
フッ素樹脂加工のフライパンは数ヶ月も使えばすぐに焦げ付く!1年もたない!なんて話しもよく聞きますが、果たしてそれは本当なの?ってはなしを今日はしたいと思っています(´∀`=)
コスケもず〜っとフッ素樹脂加工のフライパンにはお世話になっていて、特にティファールは過去に持っていたのも合わせると10枚位は買ったんじゃないでしょうか。
今も12年以上使っているものがわが家にあります。
それらのフライパンの状況など、フッ素樹脂加工フライパンのこびり付かない性能がどの程度維持するのか、長く使うために注意していることなんかを、経験を踏まえて書いてみたいと思います(=゚ω゚)ノ
もくじ
12年以上使ったフッ素樹脂(テフロン)加工のフライパンの現状
先ほども書いたように、我が家には12年以上使っているフッ素樹脂加工のフライパンがあります。
そのフライパンがこれ
ビタクラフトのフッ素樹脂のフライパンです。
コレを使っていて思うんですが、私は上手に使えば1年もたずにこびりつくようになる、ということはないんじゃないか・・・と。
というのも、このフライパン、まだまだ現役で使えるのです(`・∀・´)
新品時に比べればこびりつきやすくなっているものの、それでも少ない油でも焦げ付かせず調理することが可能です。
ただ、さすがにこのフライパンは毎日何度も使うというような使い方はしていませんので、ハードな使い方をされている場合はそんなに持たないと思います。
それでも買ったばかりの頃〜2年以上は毎日使っていましたし、ついこの前まではちょこちょこ活躍の出番はありました。
それを考えると、半年もたずに駄目になるというのは、何か使用していて問題のある使い方をしている・・・という可能性もあるんじゃないかなと思います。
コスケがフッ素樹脂のフライパンを使い始めた時のこと
私が最初にフッ素樹脂加工のフライパンを使ったのはいつだったか覚えていませんが、小学生の時の家のフライパンは鉄で、当時から色々料理をしていた私にとって、とても焦げ付くやっかいな物でした。
まぁ、小学生なので当然ですが、とにかくフライパンを使う料理が苦手。
目玉焼きも、かなりの確率でボロボロになっていました・・・。
でも、初めてフッ素樹脂のフライパンを使ったときは、全然焦げ付かないので感動したのだけは今でも覚えています(^_^;)
それ以来ずっとフッ素樹脂加工されたフライパンのみ使用してきました。
マーブルコートも使ってみたしダイヤモンドコート?も使いました。
ティファールは今でも現役、デュポンのテフロン加工がされているもの、そしてスーパーやホームセンターで売ってる1つ500円位の製品も使ったことがありますので、それなりに色々使っているかと思います。
一人暮らしを始めた12年ほど前、買ったフライパンもフッ素樹脂加工されたもの。
先ほどのビタクラフトのフライパンがその一つでした。
12年以上使ったフッ素樹脂加工の状態
フライパンの表面を見てみると、少し色が付いているものの、剥げたりしていないのはわかると思います。
その後に購入したのがこのティファールのフライパン。
こちらはかなり長く主力フライパンとして上記のフライパンと併用していました。
これは使い始めてからなら10年以上経っていて、最初の3年ほどは毎日使ったと思いますが、全然現役で焦げ付きません。
新品時の焦げ付きにくさは忘れましたが、こっちはそれほど劣化した印象はありません。
フッ素樹脂効果をよ〜く見てみると細かい傷が結構ありますが、明らかにコーティングが剥がれている部分はありませんし、こびり付かない効果はまだまだ強力に働いています。
今でも主力で使える程度の実力は有しています。
ただ、一方でティファールなどの有名メーカーのフライパンでも、1年程度でコーティングをダメにしている方が多いようです。
なので、コスケがフッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせるために気をつけていることがいくつかあるので、書いてみたいと思います(´∀`=)
フッ素樹脂加工(テフロン)を長持ちさせるために気をつけたいこと
私がフッ素樹脂加工(テフロン含む)されたフライパンを使うときに気をつけていることがいくつかあります。
10年以上しっかり守って使ってきたルールといっても良いかもしれません。
それが以下の2つです。
- 火加減に気をつける
- 金属のターナーなどは使わない
火加減に気をつける
まずは火加減ですが、絶対に強火は使わないということです。
フッ素樹脂は樹脂ですからプラスチックです。
とにかく熱に弱いです。
フライパンなのにね(´・Д・)」
耐熱温度は有名なテフロンで260℃。
他のフッ素樹脂も含め、安全性を考慮し概ね250℃程度だと思っておけば良いと思います。
中には150℃とか200℃までしか耐えられないフッ素樹脂もあるようですが、さすがにフライパンには使ってないよね・・・?( ̄▽ ̄;)
ガスコンロの炎の温度は1900℃近くまでいくようです。
まぁ、一番熱い部分のはなしなので、平均すると1000℃位だそうで、それでも炎がフッ素樹脂面に当たればアウトです。
強火でガンガンフライパンを加熱すれば、すぐに250℃なんて温度には到達してしまうので、そうなればテフロン含むフッ素樹脂加工はアウトというわけです。
油を入れて煙がモクモク出ているような状況だと、フライパンの温度は250℃前後になっていると思います。
そうなれば焦げ付かない効果がなくなるどころか、耐熱温度を超えて加熱すると有害な成分が出てくるとかこないとか・・・
サラダ油は230℃位から煙が出るそうなので、煙が出たらもうそろそろ耐熱温度だと思った方が良いかと思います。
チャーハンや餃子を焼くから、煙が出るまでキンキンに加熱・・・なんて使い方は、フッ素樹脂加工のフライパンでは命取りということになります。
そしてフッ素樹脂はプラスチックですから、断熱性も金属に比べて高いです。
フライパンなのにね(´・Д・)」
料理をする部分の表面が250℃ギリギリでも、フッ素樹脂の鉄板側の部分はそれ以上だと思うので、表面の温度だけで考えない方が良いかもしれませんね・・・
コスケは10年以上とにかく火加減には気をつけて使っていて、強火で使った記憶はありません(´∀`=)
ちなみに中火というのは、コンロの火がフライパンに触れるか触れないかという位です。
なので、コンロの火がフライパンに当たってたら、もうそれは中火ではなく強火です。
金属の調理器具は使わない
もう一つ気をつけているのが金属ターナーなどは使わないということです。
テフロン含むフッ素樹脂はプラスチックです。
当然耐久性は低く、金属で擦れば簡単に傷が付きます。
傷が付けば焦げ付きにくい効果が半減、傷が増えると剥がれてきたりすぐに駄目になります。
ターナー(フライ返し)、トング、お玉などのよく使う調理器具は、樹脂製やシリコン、木製の物を使わざる得ません。
例え金属ヘラok!と書いてあってもコスケは使いません。
たまに金属ヘラも使えると書かれているフッ素樹脂加工がありますが、硬い何らかの成分をフッ素樹脂に混ぜ込んでいるだけなので、大部分は柔らかい樹脂です。
金属ヘラを使えば、最初は大丈夫でも長期的には傷付いて、寿命が大幅に縮むだろうと考えています( ̄▽ ̄)
というわけで、フッ素樹脂のフライパンには、金属製の調理器具はスプーンにいたるまでフライパンでは一切使ってないです。
私の場合、それだけじゃなく、フライパンに金属が当たるようなことは極力避けてきました。
例えばフライパンを重ねるとか、金属のフライパン置きに入れるとかは私の中ではNG。
フッ素樹脂面に当たりそうな場合は全て避けていたので、フライパンの保管は1枚ずつ並べるか、プラスチック製のフライパン立てに入れておくという感じです。
どうしても重ねる必要があるときは、こんな感じで間に緩衝材を挟んでいました。
以上のような点を気をつけてコスケは使っていたのですが、これならば1年やそこらで駄目になることはないはずです(`・∀・´)
ただ、逆に考えるとこれだけ気をつけていて、尚且つ使用頻度の低いフライパンでも10年を越えると徐々に劣化を感じます。
毎日何度もハードに使うような場合は3年もてば良いと思った方がいいかもしれませんね。
私のように、複数のフライパンを使ったりして、使用頻度がそれほど多くない場合は10年程度なら焦げ付かず使えるんじゃないかと思います、というかフッ素樹脂のフライパン5枚以上もっていますが使えてます。
劣化を感じているのは12年以上前から使っているものだけですし、それでもまだ酷く焦げ付くほどではありませんからね。
他にもフッ素樹脂は急激な温度の上下には弱いので、熱いフライパンを水につけない方が良い等もありますが、そもそもフライパンをそんなに熱くしている時点で私的にはNGなので、あまり気にしたことはありません。
フッ素樹脂(テフロン)ならどのフライパンも一緒?
安いのも高いのも大事に使えば寿命は一緒なのかというとそうでもないような気がします。
ティファール、ビタクラフトなど有名なメーカーのフッ素樹脂加工ならそう簡単に剥げないと実際に使って感じています。
フライパン自体は無名の物でも、フッ素樹脂加工がテフロン(デュポン社)ならば大丈夫でしょう。
ただ、スーパーやホームセンターで500円とか1,000円とかで売っているのは・・・寿命が短かったです。
いくら大事に使っても、フッ素樹脂が薄いのか使っているフッ素樹脂の性能がイマイチなのか、原因は分かりませんが1~2年ほど使うと焦げ付き始めました。
こういった製品は、売ってる時点でフライパンが重ねられて販売されていたり、安いせいかワゴンに入れられて山積みされてたりと、結構雑な扱いをされていますからね・・・
大事に使っているのに長持ちしないという意見を目にすることがありますが、その場合は極端に安い製品を使っているのかもしれません。
まぁ、有名なメーカーのものでも、扱いが悪ければ数ヶ月で駄目になりますけどね。
私個人の感想としては、フッ素樹脂のフライパン使うならティファールでしょうか。
価格も安いのがあるしフッ素樹脂コーティングも丈夫なようで持ちます。
というわけで、テフロンなどフッ素樹脂加工されたフライパンを長く使うために私が気をつけていることをまとめてみました。
必ず誰でも同じ結果になるわけじゃないと思いますが、私は実際にこの方法で10年以上現役で使えているフッ素樹脂のフライパンがあります。
ただし、どんなに大事に使っていても、テフロンなどフッ素樹脂加工のコーティングがされているフライパンは、使っていけばいずれは駄目になるというのは間違いないと思います。
これから新しいフライパンを買ったときは気をつけてみても良いかもしれません。
そういえば、私の母がフッ素樹脂をダメにするのが得意な人で、炒め物や餃子は油から煙が出るまで熱してからが良いらしく、そうしていますし、フライ返しも鉄製の物を使っています。
しっかり餃子を焼いたら、最後はキンキンに加熱して焦げ的な物を作り、一気に冷やしてハガレをよくするとかで、ぬらした布巾の上にすぐに置いてジュッ!となったらできあがりだそうです。
耐熱温度を超えてるでしょ、という過剰な加熱に使っちゃ駄目な金属ヘラの使用、そして急激な温度変化・・・
フッ素樹脂でやったら駄目なことのオンパレードですε-(´∀`; )
当然、私が母の日にプレゼントしたティファールのフライパンも、数日後には樹脂面に傷が・・・
道具を大事に使わない人に、二度と道具はプレゼントしないと決めました( *`ω´)
そんな使い方ですから、当然数ヶ月でこびりつくようになり、母曰く「テフロンもティファールも全然ダメだわ」だそうです。
母よ・・・それはテフロンのせいでもティファールのせいでもないぞ・・・( ̄▽ ̄;)
フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる方法について色々書いてきましたが、実はコスケは今はフッ素樹脂のフライパンはほぼ使っていません。
理由はいくつかあるのでそのうち書いていきたいと思いますが、現在は鉄とセラミックのフライパンだけで調理していたります。
フッ素樹脂(テフロン)も年に数回使うことがあるかもしれませんが、無くても良いというのが現状です( ̄▽ ̄;)
きちんと使えば長く使えるので、こういったこびり付かないフライパンが良い!って人は大事に使ってあげてください♪( ´▽`)