合成ゴムまな板をしばらく使って感じたデメリットとメリット

まな板にはこだわりたいコスケです( ´ ▽ ` )ノ

わが家では色々なまな板を使っています。
一般的な樹脂製(プラスチック製)のまな板もありますし、色々な材質の木製のまな板、そして合成ゴムのまな板も使っています。

その中でも今回は合成ゴムのまな板の話。

しばらく、1年半ほど合成ゴムのまな板を使い込んでみて感じた、メリットデメリットについて書いてみたいと思います。

実際、合成ゴムのまな板ってどうなの?というお話しです。

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1年半使った合成ゴムのまな板の状態

まずは1年半使った合成ゴムのまな板の状態です。
わが家では合成ゴムのまな板2大メーカー?のアサヒクッキンカットとキッチンスター両方使っています。

1年半使った合成ゴムのまな板

この両者の比較については別の記事でするとして、まずはまな板の状態です。
大きな方がアサヒクッキンカットなんですが、そっちの方がハードに使っていました。

結構汚れています。

アサヒクッキンカットを1年半使った状態

黒ずんでいますし傷もありますね。
アップにしてみると、大きな傷から細かい傷まで、沢山付いているのがわかります。

1年半使った傷の状態

1年半使ったと書きましたが、ハードに使ったのは最初の半年くらい。
それから徐々に使用頻度は減り、現在はたまにしか使っていません。

なので、実質半年ほどの傷と汚れということになります。

キッチンスターの表面はこんな感じ。

キッチンスターの表面

こっちはそもそもそんなにハードに使っていないのですが、黒ずみはできていません。
ハードに使ってない代わりに、1年半ちょこちょこ使っていました。

傷は深い物から細かいものまで結構ついていますね。
まな板ですからある程度の傷は仕方がないと思います。

これが1年半ほど使った合成ゴムのまな板の状態です。
正直な感想は、樹脂製(プラスチック製)と同じような汚れや傷などの、劣化具合かなという印象です。

合成ゴムのまな板のデメリット

では、1年半使ってみて感じた、正直な合成ゴムのまな板のデメリットについて書いてみたいと思います。

なぜデメリットからなのかというと、1年半経ってメインまな板としてはもう使っていないからです。

つまり、コスケには合成ゴムのまな板はメリットよりデメリットの方が大きかったのです。
メインのまな板から降格してしまった理由なども含めて、デメリットから紹介します。

熱いものに弱い

まず一つ目は熱に弱いということです。
少なくてもアサヒクッキンカットは熱に弱く、熱いものを置いて切るということができません。

これは以前書いた記事でもレポートしていますが、熱いものを置くと変色します。

合成ゴムのまな板を気に入って使っているコスケです(`・∀・´) 先日紹介した合成ゴムのまな板、アサヒクッキンカットを最近は毎日使っています...

これがどうにも使いにくいのです。
熱々の肉を切ったり、焼いた玉子焼きを切ったりという場面は普段料理をしていると普通にあります。

その度に変色してしまうというのはどうも使いづらいです。
熱いものを載せるのには木のまな板が非常に優秀なので、熱いもの専用に木のまな板を使うようになりました。

ただ、この跡気がついたら消えていたんですよね・・・。
何でだろう。

重たい

分かっていたことなんですが、重たいというのもデメリット。
例えば、同じくらいのサイズの木のまな板と比べても、その重さは明らかです。

こんな分厚いばっこ柳のまな板ですが、重さは1,070gです。

跋扈柳のまな板の重さ

んで、薄い合成ゴムのまな板の重さは1,468g。

合成ゴムのまな板の重さ

400gの差ですが、この差がかなり大きいです。
正直、合成ゴムのまな板は洗うのも重くて面倒だし、なんか使いにくいです。

もう少し小さいサイズなら気にならないのでしょうが、大きめのサイズの場合重くてちょっと使いたくないというのも正直なところです。

重いということもあり、段々合成ゴムのまな板の使用頻度へ減っていきます。

硬くて切り心地もあんまり良くない

合成ゴムのまな板だから、刃当たりも良く切り心地が良いのだろうと思っていたのですが、しばらく使っていて感じたのは、合成ゴムのまな板は結構硬いということ。

硬さ的にはプラスチック製の樹脂まな板とそう大差ないように思います。
包丁が当たるとカンカンなりますし、手に伝わってくる衝撃も大きめで疲れます。

最初は気のせいだ、プラスチック製より良いはずと思って使っていましたが、久しぶりに木のまな板を使うと切り心地が良いのなんの。

長時間切ってても手が疲れないし、やっぱりまな板の硬さ、刃当たりの良さは重要だなと改めて感じたのでした(`・ω・´)

合成ゴムのまな板は硬く、木のまな板のようにトントンという感じで切ることはできないというのがコスケのなかでは決定的でした。

そんなこともあって、コスケは合成ゴムのまな板から木のまな板にメインまな板の座を譲ることになったのです。

でも、合成ゴムのまな板にメリットがないわけではありません。

合成ゴムまな板のメリット

メインまな板の座は譲りましたが、合成ゴムのまな板にも良いところはあります。
決してデメリットばかりではありません。

合成ゴムのまな板を1年半使って見て感じたメリットからまとめてみたいと思います。

汚れはすぐ取れて衛生面で優れてる

まず汚れが落ちやすいということです。
木のまな板と比べて、表面の汚れは落としやすいように思いました。

木のまな板ってどうしても汚れや汁が気に染みこみます。
なので汚れやすい。

それを防ぐのに木のまな板は表面を濡らして使うのですが、濡らさないで使いたいときもあります。

衛生面で見ても合成ゴムのまな板は良いです。
木のまな板は生ものを切ったりすると臭いが染みついたり、することも多いです。

生魚、刺し身なんかは正直臭いがつくので木のまな板では切りたくないし、生肉も衛生面を考えるとあんまり使いたくないです。

しかし、合成ゴムのまな板は水分は染みこまず、汚れも落ち臭いもつきません。
なので、生魚に刺し身、生肉も全く問題なく切ることができます。

なので、コスケは生魚、刺し身、生肉用に合成ゴムのまな板は常に使えるようにしています。

漂白剤が使える

漂白剤が使えるというのもメリットの一つ。
表面が汚れてきても、漂白剤で綺麗にできます。

先ほどの黒ずんだアサヒクッキンカットですが、漂白剤を使うと綺麗になります。
この黒ずんだ状態の合成ゴムのまな板。

アサヒクッキンカットを1年半使った状態

やはり汚いので綺麗にしたいです。
使うのは普通のキッチンブリーチ、キッチン用漂白剤です。

キッチン用漂白剤

これをかけて30分ほど放置すれば、綺麗に新品の時のように汚れが落ちます。
こうなりました。

漂白剤で綺麗になった合成ゴムのまな板

先ほどの黒ずんだ面ですが、30分で新品同様に。
素晴らしいです。

木のまな板は、基本漂白剤は使えないと思うので、こうして漂白剤でさっぱり綺麗になるのはありがたいです。

プラスチックのまな板と同じように扱えますね。

削って使える

もう一つ合成ゴムのまな板のメリットですが、傷などが沢山付いて汚くなってきたら、削って綺麗にすることができます。

木のまな板なんかは汚れてきたら削って使えますが、それと同じように削って使うことができます。

普通の紙やすりなどで削れば良いようなので家でもできます。
これも大きなメリットで、コスケには良いことのように思います。

長く使えますよね。

合成ゴムのまな板を1年半使ってみての感想

合成ゴムのまな板を1年半使って見て感じたのは、良くも悪くも樹脂製(プラスチック製)のまな板と木のまな板の間くらいというか、良いところも悪いところも持っているまな板なのかなという感じです。

正確にはプラスチックの樹脂製まな板の上位グレードという印象。

例えば切り心地は木のまな板には全然かなわず、プラスチックの樹脂製まな板に近いものがあります。

でも、樹脂製のまな板よりは多少マシかなという印象で、多少切りやすいですね。

使い勝手の便利さはプラスチック製の樹脂製まな板に限りなく近く、水も吸い込まないし臭いもつきません。

汚れも付きますが漂白できて便利。
家庭でも使いやすいという印象です。

ただし樹脂製まな板と同じようにちょっと重たいし、食材は滑りやすいです。

そして、木のまな板のように削ることもできて長く使えます。
削ることができれば、表面の傷を消すこともできますし、汚れも付きにくくなります。

樹脂製のまな板に近い存在だけど、木のまな板の特性も持っている、そんなまな板だと思います。

切り心地を重視するコスケとしてはちょっと使いにくいですが、普段から樹脂製まな板で違和感なく使える人には、大半の面で樹脂製まな板を上回っている性能なのでお勧めです。

価格はちょっと高いですが、良いと思います。

木のまな板を好む人にはちょっと物足りないかなと思いますが、どうしても木のまな板を使いたくない生魚や刺し身などを切るのに良いものかなと思います。

以前は、生魚刺し身用にプラスチックの樹脂製まな板を使っていましたが、今は合成ゴムのまな板に切り替えました。

樹脂製をより使いやすく便利に長く使うと考えれば、この合成ゴムのまな板はぴったりでお勧めです。

以上、合成ゴムのまな板を1年半使ってみた感想でした(`・ω・´)

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