ジオプロダクトの片手鍋を10年使って感じるデメリット

道具で料理のやる気もでるコスケです(´∀`=)

料理の腕が良ければ道具は何でも良いなんていわれますが、料理の出来映えはさておき、やる気は道具でかなり変わります。

良い道具を使えばやる気も出ると思うんですよね。

今回は、前回紹介したジオ・プロダクトについてです。
前回はざっくりした紹介でしたが、今回は10年使ってみて感じるデメリットについて。

長く使えば良いところも沢山わかりますが、デメリットも色々わかってきますからね。

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ジオ・プロダクトのデメリット

ジオ・プロダクトはかなり便利に使っていて、ほとんど不満らしい不満もないんですが、今回はあえて不満を上げるのならということで、使っていて感じるデメリットをいくつかまとめてみようと思います。

使ってみて感じるデメリットは主に4つです。

結構重い

最大のデメリットがこれ。
とにかく重いんです。

厚い全面7層構造ですし、そのメリットもあるのですが、やはり重たい。

同じくらいの容量の片手鍋との比較ですが、我が家にある手軽に使える軽い片手鍋の一つの重さを計ってみました。

我が家の片手鍋

654gです。
比較的軽いので手軽に扱えます。

一方、同じくらいの容量のジオ・プロダクトの片手鍋はと言うと・・・

ジオ・プロダクトの重さ

1126g・・・
2倍とまではいきませんが、それに近いくらいでかなり重いです。

これは手軽に扱えません。
重たいと洗うのも大変ですし、7層構造はメリットも大きいものの、重さがデメリットとなっています。

ちょっと味噌汁作るのに使おうとは思えない重量です。

持ちづらい

もう一つ感じるデメリットですが、取っ手の形状が特殊で正直持ちづらいです。
こんな形状なんですが、横幅が広いのでどうにも持ち難い(ノД`)

ジオ・プロダクトの取っ手

真ん中に隙間があるので、それもまた持ちづらさに拍車をかけていて、力を入れにくくどうにも扱いづらいというのが本音です。

ただ、これにもメリットはあって、シンプルな構造故のの耐久性の高さですね。
汚れも入らないし金属棒を曲げてくっつけてるだけなので、そうそう壊れることはなく、耐久性の高さは間違いありません。

鍋の寿命は取っ手で決まるといってもいいほど、取っ手から壊れることが多いものですから、その点非常に大きなメリットなんですが、その反面持ちづらいというデメリットがあります。

蓋が熱くなる

もう一つデメリットなんですが、これも耐久性や清掃のしやすさとトレードオフになっていますが、蓋が熱くなります。

こんなシンプルな構造のオールステンレスの蓋です。

ジオ・プロダクトの蓋

持ち手の部分も、蓋に金属の棒を曲げて溶接されているだけでしょう。
見ての通り隙間もないため汚れもたまらず清潔で、耐久性も抜群に高いです。

ジオ・プロダクトの蓋の取っ手

ただ、それゆえに加熱中の蓋はかなり熱くなりますし、その熱は持ちて部分にもきます。
グツグツ蓋をして煮ている際に、中を見ようと蓋の持ち手を触ると熱くてやけどします。

蓋をつかむのに布巾などが必須となり、その点が大きなデメリット。
ただし、先程書いたように汚れがたまらず耐久性高いというメリットもあるので、それとトレードオフですね。

コスケはこの形状のほうが洗うのも楽だし、耐久性も高いので好きです。
多少熱くなるには目をつぶりますが、デメリットには違いありません。

IHで使うと音がなることがある

最後のデメリットですが、蓋の密閉がきちんとされているからか、IHで使うとたま〜に「き〜ん」と金属の擦れる音が発生します。

蓋から発生しているので、鍋と密着している蓋が、IHの非常に微細な振動によって擦れて発生しているのかなと思います。

蓋を取れば音はなりませんし、押さえつけてもならないので、振動で鳴ってるのは間違いないです。

毎回なるわけじゃないのでそんなに気になりませんが、たまにうるさく感じるので、この点もデメリットだと思います。

ガスで使う場合は関係ありませんね。

デメリットは多少あるが素晴らしい鍋です

以上、ジオ・プロダクトを10年間使ってみて感じる不便な点、使いづらい点などのデメリットの紹介した。

基本、非常に使いやすく、致命的な欠陥はありません。
それに、気に入ってて買い替えたいとも思わないくらいです。

なので、今回のデメリットも人によっては問題になるのかもしれませんが、コスケにとってはしいて言えば問題かなと思う程度の部分。

取っ手も蓋も耐久性や清掃性を考えればベストな作りだと思いますし、その副産物として発生しているデメリットなので仕方がないと思って使っています。

重さだって複層鍋なら重くなるのは当然。
複層のおかげで煮るという調理に関しては優れていますし、熱も均一に入り焼く作業も難なくこなしてしまう実力者。

それと重さはトレードオフなので、ジオ・プロダクトに限ったことではないと思います。
重さに関しては味噌汁など手軽な料理用に軽い片手鍋を別に用意しておくのも良いのかなと思って、コスケは使い分けています。

煮るなどの少し手間のかかる料理はジオ・プロダクトで、味噌汁や麺類を作る、蕎麦やパスタを茹でるとかの手軽に使う分には、別に用意した軽い鍋で料理すると便利です。

IH使用時の音だけはなんとかならないかなと思いますが、これも無水調理ができるほどの蓋の密着性の影響だと思いますし、毎回鳴るわけでもないので許容範囲。

そんな感じで、デメリットはあるものの、メリットの副産物がほとんどです。
良い鍋だと思うので、検討している方にはおすすめしたい鍋です。

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