まな板はかなり持っているコスケです( ;´Д`)
以前から、ちょこちょこ買い足しては他のも試してみたくなりという感じで、1年に1~2枚ほど買っています。
先日、妻がとあるイベントに出かけたのですが、その時「木のまな板売ってるよ」と電話がありました。
材質を聞いてみるとバッコ柳(山猫柳)とのこと。
価格を聞いて、すごく安かったので買ってきてもらいました(´∀`=)
今日は、そのバッコ柳(山猫柳)のまな板の紹介です〜
バッコ柳(山猫柳)のまな板の特徴
今回購入したまな板がこれ。
木材は北海道産のばっこう柳(山猫柳)です。
ばっこう柳(漢字で書くと跋扈柳なのかな)とか、山猫柳(ヤマネコヤナギ)とかサルヤナギなん別名もある柳の一種のようですね。
調べてみると学名はSalix bakko
バッコヤナギでしょうかね。
まな板の御三家とも言われるのが、銀杏(いちょう)と朴(ほう)、そして柳(やなぎ)です。
いずれも高価な木材ですが、その中でも高価なのが柳。
柳は成長が遅く、まな板として使えるサイズになるまで何十年もかかるので、数も少なく高価格になってしまうとのこと。
そして柳の中でもバッコ柳(山猫柳)は、最もまな板に向いている木材ながら、数が少なく希少だそうで、あまり出回っていなくて価格も高いそうです。
まな板の中でも最も高級品という感じなのでしょう。
まさか、コスケがそんな高級まな板を使うことになるとは・・・( ;´Д`)
バッコ柳のまな板は柔らかく刃当たりも良いので、職人に好まれる木材で、有名な料理人にも愛用者はかなり多いそうです。
これを買うときに販売していたお兄さんが、○○さん(かなり有名な料理人)も使ってるんですよ〜なんて言ってたと妻が報告してくれました。
和食の料理人に人気なのかなぁ。
コスケはプロの料理人ではありませんが、柳は一度は使ってみたいまな板でした。
今回買ったのはイベント会場でしたが、出店していたお店が北海道の北央銘木というところ。
旭川あたりで営業している木材屋さんのようですね。
これには、ばっこう柳と書いてありますので、バッコ柳でもばっこう柳でも良いのでしょうね。
注意事項等も書かれていて、木のまな板のお手入れは、普段は食器用洗剤で汚れを洗って良く乾かす。
漂白剤は使わない。
直射日光は避け風通しの良い湿気の少ないところで保管などと書かれています。
北央銘木さんは、メディアに取り上げられるなど、なかなか有名なところのようで、今後もチェックしたいです(`・∀・´)
今回買ったサイズは42cm×23.5cmで厚さ3cmです。
家庭用にちょうど良いサイズだと思います。
持った感じでは、サイズの割に軽いです。
さすがに桐のまな板ほど軽くはありませんが、想像以上に軽かったです。
ほぼ同サイズのまな板を計ってみると・・・
左からバッコ柳1,078グラム、桐566グラム、合成ゴム1,468グラムとなりました。
桐は薄いということもあるんですが、やはり軽くて良いですね。
これだけ軽いと使うのが苦ではありません。
ただ、桐のまな板は厚さが2cmと薄いです。
なので、厚さが同じ3㎝なら850グラムほどで、バッコ柳と重量に大差はなさそうですね。
合成ゴムは厚さ1.2cmほどと薄いくせに1,500グラムもあります。
これは重くて苦痛で殆ど使ってません。
ばっこう柳はこの中間。
重すぎることはないものの軽くもないですが、重くて使うのがつらいということはないかな?
ばっこう柳(山猫柳)のまな板の価格
ちなみにお値段ですが驚きの価格でした。
何とこのサイズで2,500円・・・( ;´Д`)
ほんとにこの価格で良いの?ってくらいやすいです。
妻からまな板売ってるよと電話があって、コスケは木材は何?って聞いたら「ばっこう柳だって」とのこと。
柳のまな板が非常に良いもので価格も高いというのは知っていましたが、ばっこう柳なるもののことは恥ずかしながら知りませんでした。
調べてみると、柳の中でもまな板に最も適していて、さらに数も少なく希少で高価とのこと。
さっそく妻にサイズを指定して、値段を聞いてみると2,500円!
や、やすい・・・( ̄□ ̄;)!!
桧やヒバでさえこのサイズならネットでそれなりのものを買えば5,000円前後はします。
まな板御三家の、しかもさらに希少なバッコ柳が2,500円というのは、仮に使用に問題ない程度の節があったり、小さな傷があるB級品だとしても非常に安いように思います。
さっそく妻に「買ってきて!」と伝えコスケの手元にきたわけです。
うちに届いたのをじっくり見ても、目立った節はなく、厚みも十分でカンナでしっかり削ってあって、傷もないしB級品というわけでもなさそうです。
これはめっちゃお得な買い物をしたんじゃないだろうか・・・
妻が言うには、販売してたお兄さんも「ネットで売る時はこの価格じゃ売らないですねぇ」とのこと。
実は1ヶ月ほど前からまな板を買おうと思っていて、榧や桧、ヒバあたりの中からどれが良いか悩んでいたのです。
榧は今度紹介しますが、小さいお試しサイズも取り寄せて切り心地を試してみたり、ヒバや桧はもうありますからじっくり検討して、今週にでも買おうと思っていたのですが、比較的安価なヒバや桧でさえ今回候補に挙げていたものは5,000円前後。
榧ならば7,000円前後です。
まさかばっこう柳が2,500円で手に入るとは・・・う〜ん、タイミング的にも品質、価格的にも、これは間違いなくラッキーです(´∀`=)
柳のまな板を使ってみた感想
使ってみた感想ですが、さすがまな板の御三家と言われるだけあります。
包丁のあたりがすこぶる良いです。
柔らかく手が疲れませんね。
音もトントントンと小気味よい音を響かせてくれます。
う〜ん、さすがです(`・∀・´)
それと見た目以上に軽いです。
柳のまな板は今まで使ったことがないのですが、桐ほどではないにしてもかなり軽い。
軽いと洗ったりするのも楽です。
木が柔らかいのでしっかり包丁が入り、プラスチックのまな板でありがちな、切ったつもりのネギが繋がったりということもありません。
まぁ、これは木のまな板全般に言えることですが、柳は柔らかいので特にです。
耐久性などは分かりませんが、仮にも御三家といわれてるほどのもので、プロの人が選ぶわけですから悪いものじゃないのでしょう。
小口部分だけ腐食やカビに気をつけたいですね。
汚れてきたら削り直しもできますし、とりあえず10年くらいは使えるかなぁ。
今回は非常に良い買い物ができました。
北海道ということもあって、木材は豊富ですから、この手のイベントにはちょこちょこ顔を出せば掘り出し物見つけられるかもしれません。
いや〜、ほんとラッキーでした(´∀`=)