そろそろフライパンを買うのはやめようかと思っているコスケです(⌒-⌒; )
使える状態のもの10数枚、押し入れに10枚前後と、さすがに増えすぎました・・・
今回買ったフライパンは山田工業所のものです。
IHで使うのですが、少し使ってみると十分満足できそうなので、しばらく買うことはないと思います。
使い心地や空焼き、そしてIHでも問題なく使えるのか、デメリットはないのかなど、いつものようにレポートしてみたいと思います。
山田工業所のフライパンの特徴
山田工業所と言えば、日本で唯一なのかな?打ち出しでフライパンや鉄鍋、中華鍋を作っているところで、日本でも最も評価の高いフライパンを作ってるかと思います。
普通のフライパンはプレスして形を作っているのですが、山田工業所のフライパンは、機械で何度も叩いて作る打ち出しフライパン。
検索しても鉄の打ち出しフライパンは、山田工業所以外のものは見かけないので、日本で打ち出しフライパンを作ってるのは山田工業所だけってのもあながち間違いじゃないかもしれません。
ちなみに、横浜中華街の鉄鍋は山田工業所がシェア80%だとか。
圧倒的にプロに支持されるフライパンです。
コスケも一度は使ってみたくて、サイズや厚みなど色々考えていましたが、ついに購入を決意。
一つずつ何千回も打ってるようなので、プレスですぐ作れるものと違って時間がかかるのでしょう、常に在庫不足です。
コスケは1ヶ月ほど待ってようやく届きました。
包装は箱にフライパンがそのままと、まさに業務用という感じ。
丁寧に梱包して送ってくるものではないようです。
今回買ったのは山田工業所の打ち出しフライパン24cmの厚さ2.3mmのタイプのもの。
箱を開けると緩衝材の紙が入っていて、その中には何にも包まれてないフライパンがそのまま。
これはこれで潔くて良いですね。
常々余計な梱包は要らないと思っているので、これくらいでも良いのですが、緩衝材の紙がゴミになるので邪魔です(ノД`)
プチプチに包んでそのまま送ってくれる位でもいいなぁ。
改めて箱から出して撮影。
表面の錆止めクリアラッカー塗装のせいかつやつやです。
持ち手部分にはバーコードの付いたラベルが。
これ以外、説明書やラベルの類いは一切なく、非常にシンプルというか、使い方が分かってる人だけが使う業務用という印象を強く受けます。
実際、山田工業所のフライパンを買う人は、ある程度鉄のフライパンの知識がある人でしょうけどね。
ちなみに価格はネットで送料込みで2,600円ほど。
鉄の普通の業務用フライパンは2,000円前後だと思うので、少し高いですが家庭用のブランドフライパンに比べれば全然安いです。
かなりお買い得。
このお値段なら気にせずガシガシ使えます。
IHなのでカセットコンロで空焼きをする
コスケの家はIHです。
なので、鉄のフライパンの空焼きはできません。
今までは、空焼き不要のシリコン焼き付け塗装の鉄のフライパンを選んでいましたが、どうしても山田工業所の打ち出しフライパンを使いたかったので、カセットコンロで空焼きをしてみました。
初めての経験なので上手くできるかどうか・・・
その時の様子は動画にしてます。
空焼きにかかった時間は約40分間。
ほぼフライパンの前に付きっきりで疲れました(ノД`)
こんな状態からスタートして
中央そこ部分から塗装が消えていきました。
フライパンを傾けて取っ手の付け根もきっちり焼いて
側面もしっかり塗装が飛ぶまで焼きます。
ここまで焼けばほぼ終了。
左が最初の錆止めクリヤラッカー塗装がされているのがこのテカテカした状態、右が空焼き後ですがかなり色味が変わりました、
以上で空焼きは終わりです。
油慣らし(シーズニング)
つづいて油慣らし、シーズニングと言われるものもします。
これも動画内で一緒にやっているのですが改めて。
鉄のフライパンを使う際は必ずやることで、しっかり鉄に油を馴染ませることで、くっつきづらくなりますし、錆を防ぐ効果もあるようです。
フライパンに油を半分くらいまで注ぐのですが・・・
この時オリーブオイルしかなくて、勿体ないので少なめに( ;´Д`)
本当はフライパンの半分くらいまで油を注ぐようです。
このまま煙がうっすら出るくらいまで加熱。
時々油を回して縁にも付くようにします。
あまり加熱しすぎると発火しますから、煙が少し出てきたら終了。
キッチンペーパーでしっかり油を擦り込んで・・・
取っ手の付け根やフライパンの縁の部分も擦り込んで・・・
これで終わりです。
後はタワシでサッと洗ったら、そのまま少し加熱して乾かして保管するのですが・・・
すごく水を弾きます。
テフロンとかのフッ素コーティングフライパンの新品の時みたいに水を弾きますね。
これくらい弾くのなら食材もそうそう焦げ付かないでしょう。
山田工業所の打ち出しフライパンを使ってみての感想
今回は2.3mmのタイプを買いましたが、中々素晴らしいです。
ちょっと重いですが、24cmとあまり大きくないこともあって、男性なら振れないこともないかな。
IHなので、そもそもほとんど振りませんけどね。
厚い分蓄熱効果は抜群で、ステーキなど焼き物、そして炒飯や野菜炒めなど炒め物に非常に向いてるように思います。
24cmは一人分の炒め物にちょうど良いです。
今まで使ってきた鉄のフライパンとの最大の違いは、打ち出しだからか、微妙に目ではよく見ればちょっとデコボコしてるかな?というくらいの凹凸があります。
プレスで作ってるのは綺麗に真っ平らですが、山田工業所の打ち出しフライパンは最初から使い込んでる感があります。
そのおかげか、他の鉄のフライパンより食材がくっつきづらいような気がします。
それとかなり頑丈ですね。
2.3mm以上あるんじゃないのってくらい、非常に耐久性が高そうでガシガシ使えます。
さすが業務用。
もうちょい軽ければ・・・という気もしますが、そうなると1.6mmの厚さのものになります。
IHで使えなくはないものの、変形しそうで怖いかなぁ〜。
非常に良いフライパンなので、1.6mmのものも使ってみたいです(´∀`=)
今回は24cmですから、そのうち26cmあたりの1.6mmとか買ってみようかしら。
ただ、これ以上フライパンを増やすと、妻に怒られるのでしばらくは自重しなきゃいけませんね・・・
以上、山田工業所の打ち出しフライパンを空焼き、シーズニングして、実際に使ってみた感想などでした( ´ ▽ ` )ノ
良いフライパンで価格もお手頃なので、鉄のフライパンを考えている方にはお勧めです!