料理は楽しんでやりたいコスケです(`・∀・´)
ここ数年は毎日鉄のフライパンを利用しているわけですが、フライパンの厚さってかなり重要だと感じています。
厚みのあるものでも、薄いものでもメリットもデメリットもあって、使う人の使い方、調理設備や環境によってこれが一番!ということはないものと思います。
仕事としてプロが調理場で使うのなら別ですが、家庭で一般的に使うということなら、このくらいの厚さが使いやすいよねと感じる厚さがあると思います。
今回は、よく見かける厚さと、それぞれの特徴や使い方、そしてコスケのお勧めの使いやすいと思う厚さはこれかな?というのを記事にしてみたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
もちろん、色んな考え方の人がいると思うので、あくまで家庭で毎日料理していて感じる、一つの考え方として参考にして貰いたいです。
鉄のフライパンの厚さで何が違う?
コスケが持っている鉄のフライパンはいくつかあって、厚みもそれぞれ違います。
現在は1.6mm〜4mmまで所有していて、過去には1.2mmも使ったことがありますが、厚さによってかなり使い勝手は違います。
他にもありますが、置ききれないので( ̄▽ ̄;)
ちなみにこの5種類は全部厚さが違います。
厚さごとの違いですが、大きく分ければ違うのは3点かな?
一つは蓄熱量
厚みがあるほど熱をためることができるので、フライパン自体の温度低下が防げますし、食材にもたっぷり熱が入ります。
加熱ムラもできづらくなりますので、焦げやすさなどにも影響してきます。
当然、できあがりも違ってくるし味にも大きな影響を与える要素でしょう。
二つ目は耐久性
当然ですが、厚い方が丈夫で変形しにくく頑丈です。
フライパンは熱くしたり冷ましたりの繰り返しで、鉄の場合は変形しやすいものですが、厚みがあるほど変形もないし耐久性も上がります。
とくにIHで使う際は変形しやすいので厚さは重要だと思います。
三つ目は重さ
これまた当然ですが、厚みがあるほど鉄板の量が増えるので重くなります。
重ければフライパンをもって中華料理人のようにがんがんあおるなんて使い方は無理です。
それに重いと洗うのも面倒だし使うのが億劫になるんですよね・・・
家庭で使うには重さも重要です。
大きく分ければ厚さで違うのはこの3点かなと思っています。
たった3つの違いですが、実はこれが結構重要だったりします( ̄▽ ̄;)
鉄のフライパンの厚さごとの特徴
厚さごとの特徴ですが、一般的に家庭用に売られている厚さのもので、コスケが感じる印象を書いてみます。
1.2mm
1.2mmはかなり薄い鉄のフライパンです。
非常に軽いのが特徴で、扱いやすいと思いますが、薄い分耐久性は低く変形しやすいです。
ガスコンロでの利用なら多少変形しても問題ないかもしれませんが、IHだと火力が強くすぐに変形しますし、変形するとガタガタして使いづらいです。
コスケも以前使っていたことがありますが、IHですぐ変形させてしまいました。
この厚みは軽いものの耐久性を考えると厳しいかなと思っています。
ガスコンロなら用途によっては軽くて良いかもしれませんね。
1.6mm
1.6mmは家庭用に売られているものでは最も一般的な厚さかと思います。
そんなに重くないですし、それなりの厚みがあるので耐久性もそこそこ。
蓄熱量はそんなに多くないので、じっくり焼くというよりは炒めたりするのに向いている厚みだと思います。
IHでの利用ならば最低でもこの厚さは欲しいところ。
いきなり強火で使えば変形しますが、じわじわ加熱すればそんなに問題もないです。
比較的薄いので、中華鍋のような大きなサイズでも重量を抑えることができて扱いやすいです。
わが家では炒め鍋28cmがこの厚み。
油をしっかり使った炒め物には向いていますし、ちょっとした揚げ焼きみたいな調理方法にも向いてます。
ただ、ガスコンロでもそうでしょうが、特にIHで使う際は火力を強くしすぎると変形しますし、食材を入れると温度低下も激しく、加熱ムラもできるので焦げ付きやすいです。
2.3mm
2.3mmも家庭用や業務用のフライパンでよく見る厚さです。
これくらいの厚さになれば、かなり頑丈ですし変形もしづらくなると思います。
加熱ムラもかなりマシになり、焦げ付きづらくなり、コスケは好きな厚みです。
IHで利用する場合、ガスコンロ以上に加熱ムラは気になる点ですが、この厚さがあればある程度マシに感じます。
ただし、このくらいの厚さになると、サイズの割に重たいという印象があります。
コスケの場合、22cmのフライパンがこの厚みですが、サイズ以上に重く感じますので、26cmとか28cmのフライパンだとかなり厳しいでしょうね。
男性だったとしても片手で持ち上げたりふったりして扱うには、22cmかせいぜい24cmが限度かもしれませんので、女性ならもっときついかも。
ちょっと重いけど、コスケには許容範囲ですし、それ以外のメリットを考えれば良い厚さかなとは思います。
3.2mm
3.2mmも良くある厚さで、かなり厚手のフライパンになります。
それこそ片手で持つのが厳しくなるので、基本ステーキ、ソテーなどどっしり置いて焼く専用フライパンとなるるかな( ;´Д`)
とにかく重いですが、蓄熱量は十分なのでしっかり食材に火が入りますし、フライパンの温度低下もすくなく、加熱ムラもあまりないので、焦げ付きにくくなります。
耐久性は十分でしょう。
強火で加熱しても、そうそう変形しないような気がします。
ただ、何度も言うようですが重い!
コスケは24cmと26cmのフライパンで3.2mmのものがありますが、26cmの方は重すぎてあまり使いたくないです。
それこそデカいお好み焼きやホットケーキとか、餃子とかステーキならだしますが、小さいサイズで済むのならそっちを使いたいですね。
4mm
4mmとなれば普通の鉄板のフライパンではなく、鋳物のものになると思います。
コスケも4mm持ってますが鋳物です。
これに関してはもう言えることは一言。
重い!です。
とにかく重たくて普段使いしようという気にはならないです(ノД`)
ちょっと何かを焼くのに出す気になれず、結局殆ど使わず保管されています・・・
ただ、実際に使えば素晴らしいです。
使い方は置いてじっくり焼くというのが向いていますが、蓄熱量が十分で、しっかり焼き目がつきますし、頑張って野菜炒めを作ると、外側はしっかり焼き目をつけ中はパリッとという調理法が可能です。
しっかりフライパンに蓄熱されてるので、野菜からでた水分がすぐに蒸発しべたっとせず、それでいてフライパンの温度が殆ど下がらないのだと思います。
加熱ムラも全くといって良いほど感じません。
調理のできあがりことだけ考えれば毎回使いたいところですが、重すぎて洗うのも面倒だし、出すのも面倒で殆ど使ってないというのが現実です( ̄▽ ̄;)
以上が、一般的な鉄のフライパンの厚さと、それぞれコスケが感じる特徴でした。
家庭で使いやすい厚さ
では、家庭で使いやすい厚さはどのくらいなのかですが、コスケは1つだけと言われれば2.3mmが良いかなと思います。
ちょっと重いものの、変形しづらく加熱ムラもできづらい。
重さは慣れれば許容範囲ですし、耐久性もあるでしょう。
2,3個選べるのなら1.6mm、2.3mm、3.2mmでしょうか。
1.6ミリは炒め鍋のような大きめのサイズのものにして、炒め物や少し油多めの揚げ焼きなどの時専用で使いたいです。
2.3mmは大きいと重いので24cm前後までのサイズで普段の調理用に。
少量の炒め物からソテー、玉子焼きに目玉焼きまで何でもこなせる万能選手。
ガスコンロなら万能選手的フライパンも1.6mmで良いかもしれませんが、IHなら2.3mmは欲しいかなと思います。
コスケは22cmで2.3mmの厚さのフライパンを一番多用しています。
1人2人分なら、大半のものはこのサイズで十分ですし、色々使えてすごく便利です。
3.2mmはソテーなどじっくり焼く専用です。
ステーキなど肉を焼くときはやっぱりこのくらいの厚みがあると良いです。
餃子やホットケーキなどもこの厚さで焼いてます。
くっつかないし焼きむらもあまりないし、なんだかんだあると便利で使う厚さです。
以上、コスケが実際に使ってみて感じた、フライパンの厚さごとの違いや特徴、家庭で扱いやすいお勧めの厚さのフライパンなどを書いてみました。
料理なんて人それぞれ作るものも違えば環境も違います。
もちろん作る量や慣れも違うので、絶対これが良い!ってのはないかと思いますが、あくまで毎日家庭で料理するコスケはこう感じた、考えてるってことです。
それを考慮したうえで参考にしてください(`・∀・´)
コメント
こんにちは、フライパンネタでネットサーフィンしていましたら、たまたま、コスケさんのブログと出会いました。
私は、料理もあまりしないのに鉄フライパン好きです。オムレツとパンケーキを作ろうとしたのがきっかけでフライパンを買いだしました。私の持っているフライパンは、turk 16,18,20,22,24,28cm 山田工業所さんの24cm1.6㎜厚の底が平らな中華鍋、20㎝2.3mmのフライパン(プロキッチンさんの別注で取手溶接で短い)、今、あじねフライパンさんに「マッスルフライパン」の再販を頼んでいるところです。
使わないのにキッチンの壁にかけて眺めているだけでも満足です。まだうまく料理できません。熱くしすぎてしまって卵を焦がしたり、熱すの足りなくて焦げ着いたり。。。フライパンの性能もさることながら、家庭用のコンロでは火加減が大事だと感じています。 ブログ拝見して楽しかったです。フライパンのレポート楽しみしています。
長野県 にいむら