木のまな板は使い心地が良い!メリットやデメリットとお勧め材質は?

まな板は木が一番好きなコスケです(`・∀・´)
やはり食材を切るときのトントンという音や、手に伝わる切り心地のようなものは、木のまな板が一番良くベストだと思っています。

なので、10年ほど木のまな板を使ってきたのですが、長く使っていると良いところばかりじゃないというのも感じてきます。

今回は、木のまな板の良いところはもちろん、悪いところというかイマイチなデメリットや問題点、どの木材を使ったものが良いのかなど、コスケが感じたことを書いてみようと思います( ´ ▽ ` )ノ

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わが家の木のまな板

まずはわが家で愛用している木のまな板を紹介したいと思います。
現在使っているのはこの4枚です。

わが家の木のまな板

全てサイズ違いの4枚。
左の2枚は桐のまな板、右は青森ヒバと桧のまな板です。

これが中々使い心地が良くて気に入ってます(´∀`=)

木のまな板の良いところ

木のまな板の良いところですが、長く使っているだけあってそれなりに理由があります。

切り心地が良い

その一つがやはり刃当たりの良さというのでしょうか。
切ったときの切り心地がとても良いです。

木のまな板は柔らかいので、手に衝撃がくることもなく疲れませんし、トントンという音も良い感じ。

木のまな板ならではの切り心地がコスケはとても好きです。

包丁の刃が痛みにくい

当然、柔らかいので包丁の刃も痛みにくく、切れ味が長持ちします。
良い包丁を使っている場合、出来るだけ切れ味を持続させたいところ。

研ぐと削れていくのでちょっともったいないですからね。

安い包丁を使っている場合は、切れ味が落ちやすいので、これもやはり柔らかいまな板の方が頻繁に研ぐという手間が省け良いと思います。

軽い

もちろん厚みやサイズによりますが、他の材質のまな板と比べて、同じ厚さ、同じサイズなら木のまな板は軽いものも多いです。

特に桐のまな板は軽く扱いやすいと思います。
桧や青森ヒバも桐ほどではないにしても、他の素材のまな板よりは全然軽くて使いやすいです。

ただ、同じサイズ・厚みならですけどね。

材質によっては非常に重いものもあるのですが、重いものは結構高価ですからコスケは使いません・・・いや使えません( ̄▽ ̄;)

表面を削れば新品同様に

木のまな板は表面が黒ずんだり傷がついても、削ることで新品同様にすることが可能です。
これは非常に大きなメリットだと思います。

ただし!
非常に面倒です( ̄▽ ̄;)

深い傷や黒ずみの場合はかなりしっかり削らなきゃいけませんので、カンナのようなものが必要になりますが、そんなの持っている人は多くありません。

表面をデコボコにしてしまえば、まな板が安定しなくなりますので、綺麗に真っ直ぐ削る必要がありますが、それも素人の技術で出来るかというと・・・

それに、深く削る場合はまな板にある程度の厚みが必要になります。
先々のことを考え、分厚いまな板を買うと軽さや扱いやすさというメリットは薄れてしまいますしお値段も高いです・・・

使いやすい厚みのまな板を買って、浅い傷や黒ずみをヤスリで削るという程度がコスケ含め一般の人ができる範囲かなと思います。

多少面倒ですが、それでもある程度汚れや傷を回復できるのはメリットです。

コスケが木のまな板をず〜っと使っている理由も、これらの点が全てです。
やはり他の材質のまな板では、木のような切り心地で得られないと思います。

木のまな板のデメリット・問題点

木のまな板を長く使っていると、結構色々な問題を感じます( ̄▽ ̄;)
10年ほど使ってみて、今まで感じたデメリット、木のまな板の問題点がこれです。

傷がつく

やはりこれは木の性質上仕方がないのかもしれませんが、傷がついてしまいます。
木の材質によって傷がつきやすいものやつきづらいものがあると思いますが、軽くて扱いやすい材質ほどつきやすいと思います。

桐は乾きやすく軽くて使いやすいですが、1年ちょっと使っただけでこの状態です。

桐のまな板の傷

表面は傷だらけですね。
桧やヒバはここまで傷はつきませんが、それでも他の材質に比べればつきやすいと思います。

わが家で1年弱利用した桧や青森ヒバのまな板の表面はこんな状態です。

桧と青森ヒバのまな板の傷

こっちは使用期間が短いこともあって、そこまで傷は目立ちませんね。
でもよく見ると表面に細かい傷はついています。

この程度ならヤスリで削れば綺麗になるのですけどね。

曲がる・割れる

木のまな板は割れたり曲がりやすいです。
自然のものなので仕方がないのかもしれません。

集成材なら曲がりづらいようですが割れやすく、一枚板のまな板は曲がりやすいので厚さが必要です。

厚みがあると重く扱いにくくなるというデメリットがあります。
わが家のまな板も割れが目立ちます。

木のまな板の割れ

こんな感じで端から割れてます。
恐らく集成材のまな板なので、接着面から割れてきているのだと思います。

こっちは真ん中から割れてます。

木のまな板の割れ2

わずかな割れですが、ここに食材が入り込んだり、水が入れば雑菌やカビの原因になります。
分厚い1枚いたのまな板ならここまで割れないのでしょうが、その場合重いしお値段も高いです( ̄▽ ̄;)

カビが発生する

コスケは今まで木のまな板にカビを発生させたことはありませんが、木ですからきちんと乾かさずに風通しの悪い場所に保管すればカビは生えます。

濡れたまな板の乾かし方が悪いと、一部分が腐ったりカビが生えたりということもあります。
このあたりは気を遣う道具です。

耐久性が低い

割れや曲がり、カビの発生に加えて、一部分が腐ったりすることもありますし、傷もつきやすく耐久性はどうしても低くなります。

コスケの場合毎日使う木のまな板は持って3~4年程度。
これが長いのか短いのか分かりませんが、もっと早く駄目になるものが多いです。

駄目になる原因は割れが発生するパターンがほとんど。

もちろん、材質や厚み、メンテナンスをきちんとすれば長く使えるのでしょうが、使いやすいもので手間もかけずとなればそのくらいなのかなという気がします。

洗剤と相性が悪い

どうも木のまな板は食器用洗剤のとの相性が悪いようです。
コスケは普通に洗剤で洗っていますが、流水とタワシでゴシゴシやる程度の方が良いとか。

肉とか切ってもそれだけなんでしょうか・・・?
なんとなく衛生的に心配です。

でも、洗剤で洗う場合、きちんと水で流しても洗剤が表面に残っているような気がして、確かに気持ちよくはないのですけどね。

水を吸収してしまうので、洗剤も一緒に吸収されていないかは心配です。

ニオイがつく

木のまな板の致命的な問題なんですが、ニオイがつきやすいです。
野菜等でしたら問題ないですし、肉も洗剤で洗えばまぁ大丈夫。

しかし、魚を切るとNGです。
一気に魚臭くなり、洗剤で洗っても駄目です。

熱湯消毒しても完全にはとれず、そのまな板は引退となりました・・・
以来、魚のみ他のまな板を使っています。

正直、面倒です(ノД`)

漂白剤は使えない

漂白剤は基本的にはNGのようです。
なので殺菌などには熱湯をかけるという方法がベストとのこと。

昔、試しに漂白剤につけたことがありますが、塩素臭くなっていくら水で流してもとれず・・・
それで食材を切るのは何だか体に悪そうだったので引退させました(ノД`)

塩素系ではない漂白剤なら大丈夫なのかもしれませんが、基本的には使えないと思った方が良さそうです。

ニオイがつきやすくカビも生えやすいのに漂白剤を使えないのは少々厳しいです。

以上のようなデメリットがあり、結構使いづらいです( ̄▽ ̄;)
ただし、これらのデメリットがあっても、切り心地や包丁の刃へのダメージを考えると、メリットが大きかったので今までずっと使っていました。

木のまな板でお勧めの材質・木材は何?

木のまな板といっても材質によって耐久性も近い心地も全然違います。
コスケは桐のまな板が軽くて、水の乾きも早くて価格も安いので使っていました。

国産の桐でもネットで買えばそんなに高くないですからね。
ただし、耐久性は非常に低いです。

そして、ホームセンターなどに売ってる数百円の外国産の桐のまな板は、個人的には使い物になりません( ̄▽ ̄;)

イチョウや朴の木は耐久性が有るということですが、価格が高くコスケには手が届きません。

もちろん、一生使えるんなら良いですが、木ですからね・・・。

そこでコスケが最近愛用しているのが、桧や青森ヒバのまな板です。
国産で良いものがありますし、お値段も高いものもありますが、比較的安価でも手に入ります、

また桧や青森ヒバは、ヒノキチオールという殺菌成分が入っていますので、カビや雑菌にも強いです。

油も多いようで水切れも良く表面がカサカサしづらいですし、汚れも入り込みにくいです。

桐ほどではないにしても比較的軽く、そこそこ丈夫で、最近はすっかり桧や青森ヒバのまな板を愛用しています(´∀`=)

それでも割れなどはありますので、完璧じゃありませんが、値段を考えれば次買うときも桧、青森ヒバを選びたいところです。

とはいえ、昨日記事にしたように最近は木以外のまな板で、使いやすくて耐久性が高く、木に近い使い心地のものはないかと色々試しているところです。

やはり木のまな板はとても使い心地が良いですが、一般家庭で使うまな板としてベストかと言われると、判断に迷うところです( ̄▽ ̄;)

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